キック&ストップ(足で蹴る・止める)
ボールを前に蹴り出し、目標に向かって進める基本のキック動作と、足裏でピタッと止めるトラップ動作を体験します。
台湾・仁和幼児園で長年活用されてきた運動遊び資料をもとに、転がす・投げる・捕る・蹴るなど多様な動きを経験できる28のボール遊びを整理しました。難易度は年齢だけで決めず、一人ひとりの動きと理解に合わせて調整します。
各カードをクリックすると、指導案に使える「ねらい」「環境設定」「声かけヒント」「スモールステップ」が確認できます。
ボールを前に蹴り出し、目標に向かって進める基本のキック動作と、足裏でピタッと止めるトラップ動作を体験します。
両足の内くるぶしや膝でボールを落とさないようしっかり挟み、両足揃えて前後にピョンピョンとジャンプします。
ボールをお腹に密着させ、両手を器用に使って腰のまわりを滑らかに1周ぐるりと回します。
両足を肩幅より広く開き、前屈しながら床の上で両足の外側をぐるりと円を描くようにボールを転がします。
胸の前で両手の手のひらを使い、ボールを落とさないようくるくると素早く回転させます。
肩や胸元にやわらかいボールを乗せ、少し上体を傾けて滑り落ちてくるボールを目で追いながら両手でやさしくキャッチします。
両足を大きく広げて立ち、片手でボールを片足の後ろから通し、反対側の手へ渡して「8の字」を描くように連続して通します。
ボールを頭上へ真っ直ぐ投げ上げ、その場で小さく向きを変えて落下してくるボールを受け止めます(基本のトスキャッチに慣れた子向けの発展遊びです)。
両足を広げて床に座り、体の前や横で手のひらを使ってボールをリズミカルにポンポンと連続で床に弾ませます。
立った姿勢、膝立ち、片手、左右交互など、様々な姿勢やリズムを試しながら自由自在にボールを弾ませてドリブルします。
2人1組で向かい合って座るか立ち、胸の前から両手で押し出すように相手の胸元めがけて正確にボールをパスします。
2人がそれぞれボールを持ち、合図に合わせて同時に中央の床へ向かって90度の角度でバウンドさせ、相手のボールを同時にキャッチします。
基本の転がし・投げ受けに慣れたペアが、1人は山なりの「空中パス」、もう1人は「ゴロパス」を息を合わせて同時に交換します。
2人が背中合わせに立ち、1人が頭の上から後ろへボールを渡し、もう1人は受け取ったボールを股の下からくぐらせて返す循環ループを作ります。
床に両足を伸ばして座り、両手を使わずに足の裏や足の甲だけを使ってボールを前後に転がしたりコントロールします。
片足を持ち上げ、足の甲(または足裏)の上にボールを乗せ、落とさないように片足立ちでバランスを保ちます。
風船を頭上へ軽く上げ、開いた手や前腕でやさしく上へ返してから両手でキャッチします。原図の額で触れる動きを現代的な安全配慮で変更した活動です。
マットの上でボールを胸の前でしっかりと両手で抱え込み、身体をまっすぐ伸ばしたまま横へゴロゴロと丸太のように転がります。
ボールを首の後ろや背中上部に置き、上体を滑らかに前屈させながら背骨に沿って床へコロコロと滑り落とします。
プラスチックカゴや軽い箱にボールを乗せ、短い持ち手を両手で握ってゆっくり引きながら、ボールが落ちないように運びます(原著では園庭用タイヤも使用)。
等間隔に並べられたコーンの間を、手または足でボールを細かくコントロールしながらジグザグに進みます。
1列に並んだチーム全員が足を広げ、先頭から順にボールを股の下から後ろへワンバウンドさせて最後尾まで送ります。
縦1列に並び、両手でボールを頭高く掲げて後ろのお友達へ手渡しで順々にパスしていきます。
子どもたちが頭と足を交互または一直線に寝転がり、両足でボールを挟んで持ち上げ、隣や後ろのお友達の足へ渡します。
2人で新聞紙の四隅を持ち、中央にボールを乗せて破れたり落ちたりしないように息を合わせてゴールまで運びます。
縦1列のチームで、1人目は頭の上から、2人目は股の下から、3人目は頭の上からと上下交互に波のようにパスを送ります。
2人がそれぞれ棒(スティック)を両手に1本ずつ持ち、2本の棒でボールを左右から平行に挟んで落とさないように運びます。
2人が向かい合い、お腹とお腹の間に柔らかいボールを挟んで両手を広げ、息を合わせて横歩き(カニ歩き)で前進します。
本書は洪南海氏の長年にわたる幼児体育の指導実務経験に基づく教材です。仁和幼児園が原著の核心を尊重しつつ、現代の保育現場のニーズに合わせてデジタル化・文字校訂・活動解説の補足・安全指引の改訂を行いました。
本書は保育指導での活用および非営利の研究引用として無償提供しています。引用時は『幼児の運動遊び500選』と明記し、本ページのリンクを添えてください。事前の許諾のない商業販売や大量複製は固く禁じます。
活動前に子どもの発達に合わせて難易度を調整し、防滑・十分な空間の確保と大人の見守りのもとで実施してください。持病や発達上の配慮が必要なお子様は、事前に小児科医または小児専門の理学療法士等にご相談ください。